短時間に大量に問題を解く学習。

はじめての単元学習のとき解き方を覚えるために短期間で一気に進めることはありませんか?

この学習方法は、おすすめしません。

なぜならば、忘れるからです。これは短時間に50回繰り返すより、1度に10回ずつを時間をおいて5回やる方が記憶に定着するからです。長時間ねばって一度に覚えようとするより、短時間で回数増やした方が覚えていることが多い経験は誰もがしていると思います。

暗記したとは、1・記憶して、2・アタマの中に保存して、3・必要なときに取り出せる状態になることです。

この3つの過程を一気にできるようにするには、かなり大変なことです。

コツコツと少しずつ何回も繰り返す勉強法が一番効率がよいのです。

だから、勉強には時間がかかるんですね。

ほとんどの受験生は、カリキュラム通りに始めて勉強時間が足りなくなっています。

学習を小学校の入学準備として始めるのではなく、興味に沿って始めることで時間の余裕が生まれます。中学受験の準備は、低学年から進め、ゆっくり基礎から進めることが一番の近道です。

中学受験の検討を始めたら、早い段階で志望校の過去問を取り寄せてください。

6年生夏休み前まで残っている時間は何年何ヶ月でしょうか?

合格に近づくためには、いまの学力から6年生夏休み前までに過去問の50%以上が正解できるようなプランが必要になります。

難易度が高い中学では、受験テキストでカバーできていない問題も出題されています。

記憶力と応用力はひとり一人違います。

「彼を知り己を知れば百戦殆(あや)うからず」

準備は万全に。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。